衣装制作・縫製職になるには
一般的な商業服とは違う、ステージや舞台などの世界観に合わせて衣装をつくる
どんな仕事?
舞台や映画、イベントなどで、役柄に合わせパフォーマーを引き立てるコスチュームやステージ衣装を作る仕事。主にストーリーや役柄に合わせてデザインする仕事やデザインに合わせて型紙をつくるパタンナーや実際にカタチにして仕上げる縫製など様々な人が関わってつくられています。
衣装制作・縫製職になるには
ファッション系専門学校・デザイン系専門学校・芸術系大学のファッションデザインやファッションクリエイトなど、主にファッションの学科でファッションデザインやパターンメイキング、縫製技術を学ぶとともに、トレンドやブランドイメージに沿った表現を伝えるための技術や発想力を身につけることが必要です。
必要な資格やスキル
必要資格 とくになし
必要スキル ファッションデザインや縫製の技術、色彩やトレンドの知識
衣装制作・縫製職になる道筋
ファッション系専門学校
デザイン系専門学校
芸術系大学
↓
・ファッションデザイン会社
・衣装制作スタジオ
・縫製工場など
実際に衣装制作・縫製職に聞いてみました
衣装制作・縫製職 池田さん
・現在の仕事内容
舞台衣装やロリータファッションなどの縫製
・高校生のときの自分と、いまの仕事を目指したきっかけ
服飾の世界に興味を持ったきっかけは宝塚の舞台を観に行ったことでした。そこから舞台衣裳の製作に憧れて専門学校に進学しました。現在の仕事で宝塚ではありませんが舞台衣裳なども手掛け実際に思う事は高校生の頃に思っていた以上に緻密で大変だという事です。舞台衣裳は既製服よりも納期が短くそれによってより大変な思いをします。それは、高校時代には想像もつきませんでした。
・仕事をする上でやりがいは?
可愛い魅力的なお洋服ほど扱いが難しい生地で出来ていたりします。ですが守るべき品質があるので妥協が出来ないのが大変です。それでも自分の好きな世界の服ならではの装飾が綺麗に作れたときに感じます。もうひとつの魅力は可愛いレースや生地に沢山出会えるところです。