家具職人になるには
人々の暮らしに欠かせない家具を製作し、生活を豊かにする職人
どんな仕事?
家具職人には個人が自営で営む工房や、木工所や家具メーカーでの就職による仕事があります。自営業の場合は自ら営業やオンラインショップでの販売を行うほか、メーカーなどからの下請けを請け負うなど幅の広い業務が求められます。一方メーカーや木工所での勤務の場合は分業でそれぞれの職人が専門的な業務を請け負います。
家具職人になるには
デザイン系専門学校・芸術系大学のインテリアデザイン、空間デザイン系、プロダクト系学科で設計、図面制作、デザインソフトの使い方を学ぶとともに、色や形の知識を得ることで、イメージをカタチにする技術や発想力を身につけることが必要です。
必要な資格やスキル
必要資格 とくになし
必要スキル 木工機材のスキルや素材に関する知識とともに、メーカー就職の場合はCADなど3Dソフトのスキルやフォトショップやイラストレーターなどのデザインソフトのスキルもあると有利な場合も。
家具職人になる道筋
デザイン系専門学校
芸術系大学
↓
・家具メーカー ・木工所
・家具工房 ・工務店など
実際に家具職人に聞いてみました
家具職人 上嶋さん
・現在の仕事内容
現在は主に椅子張りの専門業務を担当しており、座面を張り替えたり、ソファクッションの縫製をしたりしています。また、ソファなどに使用されているウレタンの加工も行います。
・高校生のときの自分と、いまの仕事を目指したきっかけ
高校生の頃は家具を選ぶか、建築を選ぶかずっと悩んでいました。結果的にいまは家具職人をしていますがどっちになっていても嬉しかったと思います。
・仕事をする上でやりがいは?
自分は手を動かすことが好きなので、職人の仕事は面白い。自分は縫製がまだまだなので、もっと練習して技術を上げながら木工や塗装も自分で出来るようになりたいです。