インテリアデザイナーになるには

住宅やオフィスなどの内装をデザインする「インテリアデザイナー」は、人気の職業の一つ。 本記事ではインテリアデザイナーになるための方法と、基本的な仕事内容について解説します。

インテリアデザイナーとはどんな職業?

インテリアデザイナーとは、内装を魅力的な形にデザインする職業です。「インテリア」を「デザイン」することが仕事になるため、内装に関するあらゆる知識とノウハウを活かして、空間を最適なものに仕上げることが目的になります。インテリアデザイナーが担当する場所は、一般住宅、店舗、オフィス、公共施設などさまざまです。それぞれの場所によって適したデザインや求められる用途があるため、インテリアデザイナーは基本を守りつつ、オリジナリティのあるデザインを構築することが求められます。

インテリアデザイナーの待遇

インテリアデザイナーとして働く場合、月収は約25万〜36万円程度になります。インテリアデザイナーの経験や受託数が増えていくことによって、年収も上昇していきます。優秀なインテリアデザイナーとして認められれば、早くからの高待遇にも期待できます。時給制で働く場合は相場も高く、約1,300円程度で仕事が可能なケースが多いです。

インテリアデザイナーの仕事内容

■クライアントの要望に合わせた空間デザイン
インテリアデザイナーの主な仕事は、クライアントの要望に合わせた空間デザインです。依頼された場所の内装デザインを考案し、実現するための道具や家具をそろえます。事前にクライアントからヒアリングを実施し、デザインや用途に関する要望を聞き出します。クライアント本人が気づいていない潜在的な要望も、インテリアデザイナーが引き出して形にします。

■家具や照明器具の設計
家具や照明器具の設計も、インテリアデザイナーの仕事です。空間に見合った家具や照明器具をデザインし、発注することも役割となります。家具や照明器具は既存の製品を利用することもあれば、専門家に依頼して一から製造してもらうケースもあります。いずれにせよその空間に最適と思われる家具や照明器具を設計し、実際に導入するのがインテリアデザイナーの仕事です。発注した家具や照明器具は、インテリアデザイナーの手によって実際に配置します。配置した状況を確認したうえで、あらためて内装の設計を見直すこともあります。


■ショールームでの接客
インテリアデザイナーは設計だけでなく、ショールームでの接客も担当します。住宅の改装や建築のためにショールームを訪れたお客様に、必要な情報提供やインテリアに関するアドバイスなどを行います。インテリアにおける相談に乗ることもあり、インテリアデザイナーとしてのノウハウを活かす場面も多いです。インテリアの知識をインプットするだけでなく、接客でアウトプットすることも想定しておく必要があります。アウトプット力は、クライアントへの提案時にも役立つため、インテリアデザイナーを目指すのなら獲得しておきたいスキルです。

インテリアデザイナーになるにはどうすればいい?

インテリアデザイナーになるには、専門的な学習を通してスキルを身につけるプロセスが必要です。独学でも学べる内容もありますが、基本的には専門的な環境で、専門のカリキュラムを学ぶことがおすすめです。インテリアデザイナーを目指す場合、専門学校に通って学ぶケースが一般的です。

インテリアデザイナーの仕事にはセンスが問われますが、同時に知識量も必要になります。専門学校ではインテリアの知識に加えて、CADなど3Dソフトのスキル、フォトショップやイラストレーターなどのデザインソフトのスキルを学べます。いずれの仕事もインテリアデザイナーには欠かせないものとなるため、総合的に学べる専門学校への進学には大きなメリットがあります。

インテリアデザイナーとしての就職活動も必要

インテリアデザイナーになるには、就職活動も必要です。専門学校に進学することで、学校が就職活動をバックアップしてくれるため、スムーズな就職が叶います。インテリアデザイナーは建築設計事務所、空間デザイン会社、住宅メーカー、ディスプレイデザイン会社など、多くの職場で求められています。そのため就職活動の際に、自分がどの職場に向いているのか分からなくなることもあるでしょう。専門学校が提供する就職サポートを活用することで、明確な将来像をイメージしたうえで、的確な就職活動が可能となります。

インテリアデザイナーに資格は必要?

インテリアデザイナーとして働く際に、必須の資格はありません。
資格を複数持っていることよりも、「どんなものがデザインできるか」「何が作れるか」ということが重要です。
専門学校ではそんな自身の実績をアピールする「ポートフォリオ」作りも徹底的にサポートしており、職時のアピールポイントとになるでしょう。

まとめ

インテリアデザイナーは、さまざまな建物の内装をデザインし、空間を演出する職業として注目されています。その需要は高く、今後もインテリアデザイナーを求める企業や個人のクライアントは増えると予想されるでしょう。この機会にインテリアデザイナーになるための方法や仕事内容を確認し、就職に向けた準備を進めてみてはいかがでしょうか。

インテリアデザイナーを目指すなら本校「京都芸術デザイン専門学校」の「インテリアデザインコース」への進学がおすすめです。1年次の後期から選考に分かれるため、インテリアデザインに限らず、空間に関わる幅広いスキルを身につけられます。また、企業連携授業やインターンシップなどコミュニケーション力を伸ばすプログラムに特化しているため、就職内定率も5年連続100%を達成しています。この機会に「京都芸術デザイン専門学校」の「インテリアデザインコース」への進学を、ぜひ検討してみてください。
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