2022.12.06
【イベント】12/10(土)・11(日) ”「さようなら、ご成功を祈ります」(中略)演説『カーストの絶滅』への応答”公演開催のご案内
舞台芸術研究センターより、”「さようなら、ご成功を祈ります」(中略)演説『カーストの絶滅』への応答”公演のご案内が届きました。
今週末12月10日(土)と12月11日(日)に、春秋座で開催されます。是非ご覧ください!
在校生の皆さま
舞台芸術研究センターです。
今週末12/10(土)・11(日)に、
「さようなら、ご成功を祈ります」(中略)演説『カーストの絶滅』への応答
という公演を春秋座にて開催いたします。
ヒンドゥー社会の中でカースト制度が長く残るインドで、
20世紀に身分差別をなくす活動に尽力した人物であるアンベードカル博士(1891-1956)。
インド憲法起草の中心人物として活躍した政治家でもあります。
このアンベードカル博士が1936年に執筆し、語られずに終わった『カーストの絶滅』という演説原稿があります。
「差別」や「分断」を批判するこの原稿は、人々の心を動かす迫力に満ちており、 インドで今も読みつがれているといいます。
この演劇は、インドと日本の共同プロジェクトとして、
アンベードカル博士のテキストを、〈現代〉の視点から読みなおし、インドと日本の俳優や制作チームで舞台を制作。
南インド・ケーララ州を拠点に国際的に活躍する演出家・シャンカル・ヴェンカテーシュワランさんと、
京都を拠点に活躍する演出家であり、本学舞台芸術学科卒業生である、和田ながらさんが初めて共同演出に挑みます。
是非みなさんも、舞台を通して、一緒に考えてみませんか?
瓜生山学園生特別価格 1,500円にて購入、ご鑑賞いただける貴重な機会を是非ご利用くださいませ。
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【公演詳細】
「さようなら、ご成功を祈ります」(中略)演説『カーストの絶滅』への応答
オフィシャルタイトル:
『「さようなら、ご成功を祈ります」――B.R.アンベードカル博士が1936年ラホール市のカースト撤廃協会の招待に応じて準備したものの協会側が内容が耐え難いと判断し招待を撤回したため実際には読み上げられなかった演説『カーストの絶滅』への応答』
https://k-pac.org/events/8098/
日時:12月10日(土)・11日(日) 両日とも15時開演(開場は開演の30分前)
会場:春秋座
ダイジェスト映像:https://youtu.be/2VNkkkVxM6c
■チケット情報 ※下記は前売価格(当日は+500円)
瓜生山学園生価格 1,500円
一般 3,500円
友の会 3,000円
学生&ユース 2,500円
お問合せ:京都芸術劇場 チケットセンター(Tel.075-791-8240)
インド憲法起草の中心人物であり、不可触民解放運動の指導者であったB.R.アンベードカル(1891-1956)のことは、
残念ながら日本ではガンディーほどには知られていない。だが、そのアンベードカルが1936年に執筆し、演壇では語られずに終わった演説原稿『カーストの絶滅』は、
「差別」や「分断」を批判する普遍的な思索と雄弁にあふれ、人々の心を強烈に揺さぶる迫力に満ちている。
インドで今も読み継がれ、色褪せることのないこのテキストを、〈現代〉の眼からあらためて読み直し考察すると、どんな風景が見えてくるのだろうか。
シャンカル・ヴェンカテーシュワランと、和田ながら、日印の二人の演出家が初めての共同演出を通じて挑戦する演劇作品。世界初演。
上演言語:日本語、英語、カンナダ語 ※日本語字幕つき
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000195.000026069.html
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